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映画上映
by theaterhotori
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第一回 上映作品 と アフタートーク内容
祝の島
2011年3月9日(水曜日)~3月13日(日曜日) (計7回上映)

前売り 1500円
当日  1800円

チケット取扱い場所

宿ホトリニテ(山中湖村) 0555ー62-5548)
ナノリウム(富士吉田市) 0555ー24-2938
五味醤油株式会社(甲府市) 0552-33-3661

全日、カフェギャラリー アーヴェント のお茶やお菓子を入口で販売しております。
お楽しみ下さい。

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1000年前、沖で難破した船を助けたことから

農耕がもたらされ、 子孫が栄え、

現在に至るまでいのちをつないできた小さな島がある。



山口県上関町祝島。
瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、
岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、
人が暮らしやすい環境とは決していえない。
その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、
岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、
分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。

人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。
「海は私たちのいのち」と島の人は言う。
1982年、島の対岸3.5kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。
「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」
という祝島の人々は、 以来28年間反対を続けている。

効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。
大きな時間の流れと共にある島の生活。
原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。
1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、
私たちは何を選ぶのか。
いのちをつなぐ暮らし。
祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。

2010年/日本/監督:纐纈あや/プロデューサー:本橋成一
/撮影:大久保千津奈(KBC映像)/編集:四宮鉄男/音響設計:菊池信之
/ナレーション:斉藤とも子

絵「祝島」:西村繁男/製作デスク:中植きさら/製作統括:大槻貴宏
/製作:ポレポレタイムス社  2010年/日本/105分105分

祝の島オフィシャルHP

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「祝の島」監督・山梨県在住の多ジャンルで活躍中の方をゲストに招いたトークショー。
それぞれのフィールドからの切り口で映画を語り合います。

①3月9日(水曜日)
19:00開場 19:30上映開始 
多様な年代の方4名がそれぞれの生活をベースに映画を語る座談会。
フツーはエライ!!司会シアターホトリ隊(高村直喜/中植きさら)

渡辺京子(わたなべきょうこ)1953年生まれ/会社員/富士吉田市在住
勝俣裕一(かつまたひろかず)1972年生まれ/会社員/富士吉田市在住
高橋みゆき(たかはしみゆき)1972年生まれ/主婦/富士吉田市在住
長田宙大(おさだみちひろ)1994年生まれ/学生/忍野村在住

②3月10日(木曜日) 
9:30開場 10:00上映開始 
萱場和雄(農業者)×高村直喜(宿ホトリニテ店主/シアターホトリ隊)

萱場 和雄(かやば かずお)農業者/1952年生まれ/鳴沢村在住
2004年、東京から移り住みオルタ農園を開く。無農薬・無化学肥料を基本に、
生物多様性を畑につくりだすオルタ農法で農本来の喜びを見いだし、
就職の選択肢となれる農業を実践。
土地で育つ作物をその土地で味わう “地産地食”に魅力を感じ、
地元色のある野菜を育てる活動も始めている。

高村直喜(たかむら なおき)宿店主/1979年生まれ/山中湖村在住
宿ホトリニテ店主。同時代フォーラム/シアターホトリ/9月のHなど、
様々なイベントを企画するホトリプロジェクト代表。
10年間、DJ・ターンテーブル・バイオリンなどを使った空間表現などの音楽活動をする。
2007年に青森県立美術館「許色」公演を機に休業し、
現在は宿ホトリニテのコンセプト「出会いの絶景」をキーワードに
日々真剣に遊んでいる。

③3月11日(金曜日)
19:00開場 19:30上映開始 
纐纈あや(映画監督)×高村直喜(宿ホトリニテ店主/シアターホトリ隊)

纐纈 あや(はなぶさ あや)『祝の島』監督/1974生まれ
自由学園卒業、東京都在住。2001年ポレポレタイムス社に入社。
映画『アレクセイと泉』(本橋成一監督)の製作・配給・宣伝に携わる。
映画『ナミイと唄えば』(同監督)のプロデューサーを経てフリーとなり、本作が初監督作品。

④3月12日(土曜日)
13:30開場 14:00上映開始 
纐纈あや(映画監督)×矢野智徳(造園技師)

矢野 智徳(やの とものり)1956年生まれ/上野原町在住
九州最北端の自然植物園にて育つ。大学で自然地理学を専攻した後、独自の
造園業を始める。環境NPO法人「杜の会」創設。現代社会の中で行われてきた
護岸・造成などで引き起こされている様々な環境問題を、本来の地形に沿った水や
空気の動きを読みとる視点から,その循環と再生を促すための研究と実践を重ねている。

⑤3月12日(土曜日)
19:00開場 19:30上映開始 
纐纈あや(映画監督)×巽康恵(カフェオーナー)×五味仁(味噌職人)

巽康恵(たつみ やすえ)カフェオーナー/1971年生まれ/北杜市在住
北杜市明野町に
古民家を改装したカフェ「くじらぐも」を経営している。
みんなで食べるごはんが大好き。お店でイベントも多数行っている。

五味 仁(ごみ ひとし)味噌職人/1982年生まれ/甲府市在住
明治元年創業五味醤油店(株)6代目。東京農大学卒業後タイの醤油メーカーに就職。
実家である五味醤油店に戻り、味噌、麹の販売、味噌造り教室を通じた甲州味噌の普及、
醤油醸造業の再開に奮闘する傍ら、大豆自給率を考える活動も行っている。


⑥3月13日(日曜日) 
9:30開場 10:00上映開始 
大木貴之(カフェオーナー)×高村直喜(宿店主/実行委委員)

大木貴之(おおき たかゆき)カフェオーナー/1971年生まれ/甲府市在住
“魅力を伝える”を考える「企画法人セツゲツカ」代表で、
人と情報の集まる場「フォーハーツカフェ」オーナー。
県内のワイン産地をめぐるワインツーリズムを企画、プロデュース。
“都市から地方へ”という流れを変え、日常に立脚した切り口で“地域の魅力を伝える”を実践中。
 
⑦3月13日(日曜日)
14:30開場 15:00上映開始 
藤本光三(光芸家)×中植きさら(「祝の島」製作デスク/シアターホトリ隊)

藤本光三(ふじもと こうぞう)光芸家/1949年生まれ/都留市在住
自らの暮らしを自ら支える畑仕事を基本に、妻と90歳を超える両親とともに地域に根ざした
暮らしを実践している。光芸家として創作ローソクでつくる光の世界を各地で発表するほか、
自宅で私塾を開き、今の学校教育に馴染まない子どもたちの心に寄り添いながら、
学校だけではない「学び」を伝えている。


第1回上映会 チラシ

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第一回 上映作品 と アフタートーク内容_d0190225_10353365.jpg


  
by theaterhotori | 2010-11-05 21:51 | 第一回 上映作品
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